米国にてフルレストレーションされたサンダーさん。
IMG_6218

ツーリングが終わったら夏の暑い間に腰上のオイル漏れを直してチョンマゲ。
と言う事でサンダーさんのオイル漏れ修理開始。
IMG_6245
ただ、開けたら思わぬ事実が発覚して、ギャース!!っとなる可能性が有りますので覚悟はしておいてください。と事前に伝えておきました。

フルレストレーション済みなのにね。なんで?
正直気が進まない。



ヘッドご開帳。
IMG_0028

カーボン多め。オイルが下がってるのか上がっているのか?オイリー。

ヘッドは整備をしたいが要確認。
タイミング側のピストンヘッドにオイル溜まり。
IMG_0003
ピストンは7:1ではなく高圧縮のものが入っている。サンダーバードの割にキックが重たかったよ。

ピストンサイズは.040”OSだった。
指でピストンを揺すってみると0.2ぐらいクリアランスがある感じ。

IMG_0008

さて、ピストンを下げてみると...ギャース!!
Yapparine⭐︎

IMG_9995

シリンダーを外してみると見事に焼き付いたピストンが!オイルリングも固着して動かない。
でもコレでも先日のツーリング650km走り切れたんだよね。

IMG_0012
自分のだったらギャース!!クソワロタ!!で良いけれども、オーナーに良くない報告をしなければいけないのが憂鬱。
基本良い報告なんてナインダヨ。高い所から落ちると痛いので、希望は低く持っておくのが吉。

ピストンはダメなので取り外し。060”OSでシリンダーの傷を取り切れるだろうか?

シリンダーはさて置いて、恐る恐るビッグエンドを確認。こちらは問題無さそうな感じで胸を撫で下ろす。コンロッドが妙にキレイ。
外から見ただけなので開けてビックリなパターンもあるけど...。

IMG_0016

スモールエンドは大丈夫そう。
IMG_0032

タペットは吸排気共に段付き摩耗と剥離。

IMG_0038

シリンダーに戻る。
ザクザクピストンのオイルリングはポキリと折れた。何度見返しても激しいスカッフィング。
IMG_0040

洗浄してからシリンダーの現状を確認。削りしろが無ければシリンダー交換かスリーブ入れ替えでとても悲しい。
FullSizeRender

で計測しようとしたら何だか違和感。

コレだけピストンザクザクなのに傷の周りのカエリ?って言うの?盛り上がりが無い。
シリンダーも同様な感じ。

よく見たらタイミングとドライブ側ピストンに横キズがあった。
コレって一回焼き付いてペーパーで擦ってそっと戻したんじゃないの?2サイクルかよ。
IMG_0045
悪意を感じる...フルレストレーションとは?

計測したところ、ザクザクのタイミング側は大きい所でクリアランス0.25。
ザクザクじゃないけど軽くキズが入っているドライブ側は大きい所で0.15。

ザクザクピストンは外径が小さくなっているが、クリアランスをプラスするとタイミングもドライブもシリンダーは同じ寸法。060”OSで行けるかなー?大丈夫そうだけど...。

ギャース‼︎
IMG_0060

ギャーース‼︎FullSizeRender

ギャーーース‼︎
FullSizeRender



つづく