気になる異音の正体は?
ドライブ側の排気バルブの頭がクレーターになっていた。

アジャストスクリューもラウンド部分が無くなり真っ平ら。

キブルのラインナップにT100用が無かったので、他社種のバルブを使用できるようにシートカットした後、作用角優先でステムシャフトをちょっぴり削ってもらった。
切削後の焼き入れは不要だろうとの事だったが、思いのほか焼き入れ部分が浅かったようで摩耗してしまったと思われる。
タイミング側は少し削れているがドライブ側より酷くない。
焼きが入った部分の深さは個体差があるのだろう。
こちらも摩耗が始まれば一気に進むと思う。

吸気側は逆にステムシャフト長が足りなかったのでタングステンを持ってもらった。
こちらの摩耗の方を懸念していたのだが、逆とは...。
ヘッドを剥がす。
濃いと感じていたが、ピストンは薄っすらとカーボンが全体に付いている。

シリンダーヘッドも同様。

ステムシャフトを削る前のバルブを使用出来るか確認。
幸い、キブルのラインナップにあるバルブなのでVMSに在庫があった。
ステムシャフト長さに差は1.5mm長い。


作用角の確認をする。
当たり前だが、押しはじめと押し終わりの中間地点での当たりは平らではない。
極端に悪くないし、今回は許容範囲という事で進める。

フレックスホーンで軽くバルブガイドをさらう。
翌日、元通り組み上げて完成。
異音は消えた。謎に異音はステムシャフトの摩耗が原因だった。








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