あと少しで完成から1,000kmになるTR6SC。

クラッチのキレが悪く、ギアをローに入れる度にガリガリっとした音がするのが気になる(ある程度は仕方がないと思うが、少し音が大きい)。

完成当初から気になる所ではあったので、VMSでプッシュロッドを新品と比較確認した所、付いていた物は3mm程度短かったので、プッシュロッドの交換はした。

それで大分マシになった物の、もう一息頑張りたい感じ。

まあ、クラッチがキレ切っていない(プレッシャー・プレートのリフトが足りない)と言う事だと思う。

⚪︎まずは、クラッチを切る仕組み。
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ハンドルのレバーを握るとワイヤーで青線方向にクラッチ・レバーが動く。

クラッチ・レバーがボールに当たると赤線方向に迫り上がっていき、クラッチのプッシュロッドが動く。

組み付けられた状態。
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青線方向に引かれ、緑線方向にスライドするとボールに乗り、レバーが迫り上がり、中央のピンでプッシュロッドを押す。


押されたプッシュロッドは赤線方向に押され、クラッチのプレッシャー・プレートを押し上げ、クラッチを切る。
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と言う感じ。

ボールに乗り上げるクラッチ・レバー自体のリフト量は決まっていて、コレを変える事は出来ない。

リフト量を多くするには、

プッシュロッドをさらに長くする。
フリクション・プレートを薄くする。

かな?

じゃあ試しに何枚か中古の薄い物(ノーマンハイド7プレート)に入れ替えてキレ具合に変化があるか確認してみよう。

左がEMGO、右がノーマンハイドのフリクション・プレート。
1.0mmの差があった。
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とりあえず1枚、薄い物に替えてみた。

クラッチが滑らない位置でプレッシャー・プレートが均等にリフトするようにスプリングのプレッシャー・ナットを締め付け。

クラッチをニギニギしてプレッシャー・プレートを手回ししてみるとキレはあまり変わらない。
ニギニギしながら、2枚薄くしてみるか。などと考えていると、バチン!とワイヤーが切れたような音が…。

確認すると、ワイヤーではなくプレッシャー・プレートの真ん中にあるアジャスター・ピンが付くネジが終了していた。
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ネジ山崩壊。
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過剰に締めたつもりは無いが、崩壊してしまった。
考えればいつから使われているか不明な部品。終わりが来た物と考える。



こんな小さな部分でも使えないと走れなくなってしまうので、素晴らしい英車屋さん 熊本のトラヴィス・サイクルズ様に部品をお願いいたしました。

プレッシャー・プレートのキレイなネジ穴!
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アジャスター・ピンも新品に!と旧品と比較してみると、3.5mm長い物だった。
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フリクション・プレートを入れ替えたり、プッシュロッドを長くしたりしなくても、コレに交換しただけで良くなってしまうのでは?

滑らない状態で、コレぐらいのリフト量を均等に確保出来たのを確認、キレも問題無い。
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結果は…解決!ギアチェンジの音は激減!
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嬉しくて深夜徘徊して一人で夜景を見るオジサン。
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