大体の分解が完了。
洗浄しつつ各部の計測を進める。




○怪しいクランクシャフトのベアリング部を計測

マイクロでクランクシャフトのベアリングが入る部分の外径を測り、その数値を元に新品ベアリングとの比較でクリアランスを計測。
ローラー・ベアリングが入るドライブ側は最大で0.08のクリアランス。
ボールベアリングが入るタイミング側は最大で0.005
ベアリングの数値は新品を参考にしたので、既存のベアリングとのクリアランスは更に広いと思われる。
特にドライブ側の摩耗が激しい。異音の原因か?
出荷時は両側ともに、C3隙間ではないベアリング、ほぼ0のクリアランスで組まれている物らしい。
ココを0.01のクリアランスにしてC3隙間のベアリングで組むとの事。その為、クランクシャフトの溶射と研磨が必要。
外したローラー・ベアリングを破壊して確認。

ローラーが当たる部分に目立った傷は無いが、ベアリング内周に手で触って分かるほどの錆が出ていた。
この錆を取ると更にスポスポになる予感。
○コンロッドの計測

ナットは30N・mにて空締め。
ビッグエンドのメタルには爪で引っ掛かるような傷が有った。
サイズは010アンダー。

マイクロとシリンダーゲージでクランクシャフトとのクリアランスを計測。

ドライブ、タイミング側共に最大で0.06のクリアランス。偏摩耗は殆ど無しだが0.03-0.04程度で組む所。
新品メタルにして済むか、それともアンダーサイズにしないといけないか…新品メタル待ち。
手での感触が渋いスモールエンドを計測。
進行方向はどちらも0.02だったが、ピストン上下方向にドライブ側0.06、タイミング側0.09とかなり偏摩耗していた。
これはブッシュの入れ替えが必要。
2日目おわり
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